2017年4月24日月曜日

ロボットによる鋳造工程の熱マネジメント

お世話になっております。
㈱レステックス ブログ担当です。

今回弊社は、アルミ鋳造会社の製造工程において、
ロボットによる労働者の作業負荷を軽減すると共に、
熱マネジメント機能を付加する取り組みに協力させて頂きました。

熱マネジメント機能は、押し湯を最高温度の状態で切断し
そのまま炉に戻すことで、エネルギーロスを最小限に
抑える機能を設計しました。

導入したロボットは、3台を連携動作させ
1.高温で液体状のアルミを金型に注湯
2.製品を金型から取り出し押し湯を切断
3.仕上げ加工
それぞれの工程を一連で処理します。

高温下での危険な作業をロボットが担うことで、作業者は更なる
役割に時間を有効活用することができました。

弊社としても「ロボット3台による連携動作」の設計は
スキルアップに最高の経験が出来ました。

システムインテグレートの最適化を
目指してこれからも企業様へ貢献していきます。


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2017年4月12日水曜日

3D-プリンタの活用

お世話になっております。
 ㈱レステックス ブログ担当です。

ロボット製作に携わる際、多くの場合必要になってくるのが
「把持爪形状」のロボットハンドです。

つかむ・運ぶ・置くなどの単純作業でありながら
精度を必要とする存在です。

用途別に様々な種類のハンドが各メーカーから出ていますが
高額であり、実際に把持してみなければ適しているかわかりません。

弊社では、「把持爪形状」のロボットハンドを
顧客の要望に合わせ3D-CADにより形状を設計し鋼材の
切削加工を行う前に、3D-プリンタで試作を行っています。


実際の動作に問題が無いかを確認してから、
ハンドを製作することでスムーズな工程計画が生まれ、
形状最適化と低コスト化の両方を実現します。

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