2017年12月21日木曜日

インド工場 - 品質管理IoTツール設計

お世話になっております。
㈱レステックス ブログ担当です。


弊社設計製造の装置が、インドで運用開始となりました。

(株)東京鋳造所様の子会社であるSimplex Naigai Castings様の
バンガロール工場設備の導入に御協力させて頂きました。



アルミ製品の鋳造機を4機、それに伴う制御装置と冷却水ユニット。
配線作業や指導、ICTによる製品データの通信プログラム動作確認
のため、社員2名で渡航致しました。

1週間に及ぶ期間を、2度に渡り経験させて頂きました。

品質管理に関わるIoTツールを開発搭載し、日本とインドでデータの共有
を行い、日々の製品管理に役立てて頂いております。



こちらの工場は、2017年の10/12に開所式が盛大に行われました。

インド渡航の弊社、担当の感想は~
・いたるところで工事しており、インフラ整備の激化に驚いた
・現地技術者へ言葉では伝えられなかったが、回路図で内容を伝えることができた
(技術に国境の壁は無いと感じた)
・インドの人は、基本的に皆さん親切!!

今後も、装置の拡充と拡張性を活かした更なる発展に、微力ながら
貢献させて頂ければと思います。

2017年8月30日水曜日

オフラインティーチング

 
お世話になっております。
㈱レステックス ブログ担当です。

RESTEXでは、ロボット設備の早期立ち上げを目指し
オフラインティーチングを導入しています。

ファナック様のロボットにおいて、ロボガイドがその機能に相当します。

弊社は、現場の装置や周辺設備を3D-CADで設計しています。
環境をロボガイドに反映することで、動作を事前に創り込みます。

実機を必要としないため、長期となりがちなロボット入荷に左右されず
PC上で動作確認できるため、打合や検証に大変有効です。

仕様満足を確認する、検査。
動作の妥当性を確認する、検証。
我々は、手抜かりなく設計と開発を実施します。

近い将来は現場に訪問することなく、データによるロボ教示の支援として
遠隔地での要望にも応えられる体制となるよう日々、創意工夫を心掛けています。

Restex image

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2017年4月24日月曜日

ロボットによる鋳造工程の熱マネジメント

お世話になっております。
㈱レステックス ブログ担当です。

今回弊社は、アルミ鋳造会社の製造工程において、
ロボットによる労働者の作業負荷を軽減すると共に、
熱マネジメント機能を付加する取り組みに協力させて頂きました。

熱マネジメント機能は、押し湯を最高温度の状態で切断し
そのまま炉に戻すことで、エネルギーロスを最小限に
抑える機能を設計しました。

導入したロボットは、3台を連携動作させ
1.高温で液体状のアルミを金型に注湯
2.製品を金型から取り出し押し湯を切断
3.仕上げ加工
それぞれの工程を一連で処理します。

高温下での危険な作業をロボットが担うことで、作業者は更なる
役割に時間を有効活用することができました。

弊社としても「ロボット3台による連携動作」の設計は
スキルアップに最高の経験が出来ました。

システムインテグレートの最適化を
目指してこれからも企業様へ貢献していきます。


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2017年4月12日水曜日

3D-プリンタの活用

お世話になっております。
 ㈱レステックス ブログ担当です。

ロボット製作に携わる際、多くの場合必要になってくるのが
「把持爪形状」のロボットハンドです。

つかむ・運ぶ・置くなどの単純作業でありながら
精度を必要とする存在です。

用途別に様々な種類のハンドが各メーカーから出ていますが
高額であり、実際に把持してみなければ適しているかわかりません。

弊社では、「把持爪形状」のロボットハンドを
顧客の要望に合わせ3D-CADにより形状を設計し鋼材の
切削加工を行う前に、3D-プリンタで試作を行っています。


実際の動作に問題が無いかを確認してから、
ハンドを製作することでスムーズな工程計画が生まれ、
形状最適化と低コスト化の両方を実現します。

Restex image

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